掃除中に発見して、懐かしく感慨にふけりました。
こいつ ↓ 何に見えます?
「フンドシ?」
う~ん、惜しい。
「ラマック」なんです。
あれ、惜しくない?
人前では泣いてはイケマセン!という 井上家 の家訓を守るべく、ずっと避けていたランケサリ姫役を、とうとう踊る事になり、その時の練習にて使用した紙製の「なんちゃってラマック」です。
古いドラマで見たキョンキョンの「紙のピアノ」と肩を並べそうなビンボォ臭イ感じ?
先生には大笑いされ続けましたが、いきなり本番で初めて衣装を着て、手に持って泣くのは、バリ人でなきゃ、やっぱ出来ないってば、先生!
こんなの作って練習したい人、いますかね? いちおうサイズは台形の上部が18cm、下部21cm、長さ63cmです。厚紙は、かなり厚めにしたら握った感じが本物(牛革に綿布かベルベットが重なる分厚さ)に似ると思います。
最初ティルタ・サリ楽団の衣装を借りて採寸したのですが「何だかデカイわよ?」と先生に指摘され、衣装屋Rさんの所で採寸させてもらって切り縮めたのが上記サイズ。ティルタのは大人用だったようで長さ80cmくらいあったような・・・プリアタンのグンビアン達は王家で栄養優良児に育ち、背が高いんでしょうか?衣装もグルンガンも他楽団より大きめサイズの注文だそうです。
「同じ踊りで5回以上のンガヤ(奉納舞い)が来たら、その踊りとはジョドー(縁がある)だから、衣装を作りなさい」という先生もいましたが、心から踊り込めない苦手なお姫様キャラのために衣装は作れませんってば。正確には大好きなラッサムでも使うんですけど・・・レゴンは2つ揃えて作らないといけないから、それは予算的にもキツイです。収納に困るのが一番迷う所かも。
で、結局いまだに持っていないレゴンの衣装。
レゴンは昔から大好きで、とてもとてもとても長く習っていて、色んなスタイルを覚え(ては忘れ)てみたんですけど、衣装を持つという所までいかないのは、残念ながらジョドーではないんでしょうか。泣・・・
さて、最初に「懐かしくて感慨にふけりました」とありますが、何度キーを押して変換しても「灌漑」って・・・単細胞で生きていると、感慨にふける事なんて、そうそう無いから、漢字変換も思うようにならず。