バリ人ギャルとのSMS(=携帯ショートメッセージ)について書いたのは、バリに、まだスマホが普及してない時代でした。
あれから数年、バリ舞踊教室を立ち上げたので、
「ギャルに囲まれる」から「児童に囲まれる」という環境に変化しました。
小学生だと両親がスマホを買ったから中古携帯をもらった。と、手にしている子もチラホラみますが、まあ、手にしているだけで、多くの子は電話が使えないことがしょっちゅう、連絡手段にはなりません(バリ島の携帯はプリペイド式で料金をチャージしないと使えない)
ほぼ大半の生徒への連絡は、誰か一人に「明日、学校で友達に連絡してね~」で済みます。
塾で会うとか、家がご近所とかで、連絡が可能なんです。
これが、中学生だとスマホ持ってて普通な感じになるので、全員SMS連絡となるわけですが、
中学生のSMSは、ギャルより判らん!!!
まず、返事をよこさない。
「9時の練習希望者は、連絡を」って一斉SMS送信。誰からも返事ないから、通常の10時でいいや・・・と、翌朝の~んびりしてたら、数人の子が「まだ~?」ってドアを叩いてくる。
参加希望なら、イエス・ノーくらい打ってよこせよ・・・朝は、んこの時間調整とか、色々忙しいんだよ。
なのに、自分らが出したSMSに私が気付かず、返事を送らないと「PING!」と書かれたSMSが届く。
それも10分おきくらいに「PING!」「PING!」「PING!」って。
最初、スパム?ウィルス?と思ったけど、この「PING!」は、
「お~い!(ちょっと~、反応してよ!)」って感じの意味らしい。
私は機械かよ。ネットワーク診断されてしまってる、人造人間ちび太。
そして、たまに返事をよこす真面目な子もいるが、内容が超短い。
「mrk jn」
わからんよ、これ。
わからんよ。
これね、バリ語ができない私のために、インドネシア語で送ってくれるギャルの踊り子と違って、もろバリ語で送信していらっしゃる。
mrk = バリ語のmuruk =インドネシア語のlatihan =日本語で「練習」
jn = バリ語のjani インドネシア語のsekarang= 日本語で「今」
グーグル先生でも未到達の3ヶ国語同時翻訳だ!!!
でね、ここまで翻訳できても、次がわからない。
なぜなら、バリっ子はクエスチョンマーク「?」を使わない。
これ、バリ人の大人でも多いの・・・キーボードに「?」キーがあるだろおいっ。
「今練習できる?」って尋ねられてるのか「今練習中!」なのか「今から練習あるから行けない」なのか判らないから、結局、SMS通信(笑)が続かない。
私はエスパーでは無いよ。と言いたい。
ていうか、よくこんな打ち方で、友達同士で延々とBBM(ブラックベリーの無料メッセージ)できるね、あんたらは。。。