日本で小児がんの専門医として仕事をされ、ベトナムやモンゴルへも足を運んで現地で医療に携わっておられるSさんと、子供の教育に携わっておられる素敵な奥様R子さん。
1980年代(70年代?)からバリへ通う熱心なバリ芸能フリークで、バリ島へお越しの際は、貴重な滞在時間を割いて、よく私達の教室へも足を運んでくださる。
縁あって、この度ご夫妻をバリ島にある子供をサポートする施設へご案内する機会が持てた。
2012年の様子 レゴン・ジョボグ舞踊を演奏と合わせている様子
4年前まで、私がバリ舞踊を教えていた「ヤヤサン・ウィドヤグナ」財団へご案内。
数年ぶりに訪れたら、台所ができていて、
台所では生徒の軽食を調理中。軽食と言っても御飯とテンペ、しっかりとした量です。
今ではバイオガスも生徒が作って調理分は賄っているのよ!ということでビックリ。
台所に延びるパイプと不思議な計測計。仕組みを見せてもらった
この可愛い牛から出るウンコ君を
地面に作ったタンクに集めて毎日かき回すと、醗酵してメタンガスが上に浮いてくる
それを集めてパイプで台所に送るのだそうだ。
最後にこの学園へ来た数年前とは、いろいろと変わっていて驚いたけれど、一番驚いたのは、この後。
SさんRさん夫妻をご案内したこの日は、学園の特別支援学級の子供達がダンスを習っている時間帯だったのだが
「mayumiiiiiiii!!!」という声がして振り向くと
えええ!!!あなたはコミンちゃん???
昔この学園で踊りを教えていた生徒の一人、コミンちゃんが立っていた!
今は、ここで先生として週に1~2回踊りを教えているんだそう。
わあああ!凄い!!!
男子生徒の場合はバリス舞踊やゴパラ舞踊を踊る
どっしりと構えて、おっかさんみたいな貫禄からは、彼女の優しさがにじみ出ています。
そういえば昔も下級生に気を使う子だった。
私なんかより、絶対、良い先生になりそうですね。
これからもがんばってコミンちゃん!