スワスティ・ウィジャヤ・バンデム女史は、チャンドラワシ舞踊の創作をした方です。
バンデム氏(Prof. Dr. I Made Bandem, M.A.,)の奥様でもあります。
1949年5月23日 デンパサール生まれ
数々の作品を作り、また多くの賞も受けています。
父親が軍隊に所属していたので小さい頃からインドネシアの各地を回っており、4歳の頃にはインドネシア各地の芸能に触れていたそう。
だからバリ島にない鳥(チャンドラワシ)をモチーフにするなど、新しいことをされているんですね。
衣装も自分で考えるらしく、あのスカート風の衣装は、これまでのピッタリ足に巻くサロンで踊っていたバリ人にとっては衝撃的だったりしたのでしょうか?
初めてバリの芸能を学んだのはニ・マデ・ダルミ(Ni Made Darmi)、小学校の時だったそうで、その後、イ・ニョマン・カレール氏や、ブラタ氏、アリニ女史などにも師事しておられます。
昔、呼ばれて踊ったお寺の祭りで、控え室として開放されていた御宅で、女史にお会いしたことがありますが、小柄な、優しそうな方という印象がありました。