次のバリ舞踊が2015年にユネスコ(UNESCO)無形文化遺産として登録されました。
バリ伝統舞踊三つのジャンル(Three Genre of Traditional Dance in Bali)から、それぞれ三種類の舞踊が選ばれています。
- ワリ舞踊:ルジャン、サンヒャン・ドゥダリ、バリス
- ブバリ舞踊:トペン・シダ・カルヨ、ガンブー、ワヤン・ウォン
- バリバリアン舞踊:レゴン・クラトン、バロン・ケット、ジョゲッド
パチパチパチッ!!!
思えば、バリ舞踊を登録したいというユネスコへの働きかけは、2009年のマレーシアとの間で起こった「ペンデット舞踊」騒動の頃からでは無いでしょうか?
興味のある方はmalingsiaという単語で検索すると、まだ記事が残っていると思いますが
当時は、ものすごい盛り上がりをインドネシアで見せていて、
バティック布、聖剣クリス、竹アンクルン、影絵ワヤンクリットなどといった、両国に共通する文化の起源を争って、様々な問題提起がされました。
どちらもアジアに根付いた素晴らしい文化で、誰のものとも特定できないと公平な発言をされる文化人もいましたが、その中で槍玉に上がったのがペンデット舞踊。
これは、、、マレーシアの方もバリ舞踊だろ?!と突っ込みいれるんでは、、、バリ・ヒンドゥー教ですし・・・。
でも、UNESCO登録でマイナーなバリ舞踊というものが、少し知名度をあげましたよ。
ペンデット舞踊では登録されてませんけどね。ふふ。