ペンデット(ペンデット・バドゥン)

Pendet (Badung)

舞踊名:
ペンデット(ペンデット・バドゥン)舞踊
原題:
Tari Pendet
種類:
バリバリアン 舞踊
製作年:
1950年代(1961年に現在の形になる)
創作者:
I Wayan Rindi & Ni Ketut Reneng

歓迎の踊り。
バドゥン・スタイルのペンデット(Pendet)は
繰り返しの動きが多く、プリアタン・スタイルのペンデットと比べると、ゆったりとした曲調。

銀色のボコールに色とりどりの花を入れて撒く舞踊として1950年に創作されたあと、1961年にI Wayan Beratha氏によって現在のバリでポピュラーになっている振り付けにアレンジされたそうです。

2.マレーシア政府のバリ舞踊盗用騒動

2009年8月に、このペンデット舞踊をめぐって、インドネシアでは大きな騒ぎがありました。マレーシアの政府が観光客誘致に海外で流すCMに、このバリの伝統舞踊ペンデットの映像を入れているというのです。私もTVで観ましたが、結婚前のトゥトゥニとウィウィッだわ・・・と、名前も言えるくらい鮮明に踊り子の顔が映ったバリ・レコードのVCD映像でした。(場所もバリ島内のブドゥグルで撮影されたそう)

この騒動の時のI Wayan Dibia氏の発言で、舞踊の正式な作者が判明しました。
以前当サイトには「ニョマン・カレール創作と言われているけれど、創作年が彼の没後なので怪しい情報」と書いていましたが、やはり怪しかった。ゴメンね!

1.その昔、、、

私が初めてバリ舞踊というものを習ったのがこの曲でした。日本の教室の先生はジャワ舞踊もやったことがないというジャワ人のおばちゃんでしたが、私たちのためにビデオで踊りを覚え、一生懸命に教えてくれました。延々とカニ歩きを繰り返し、右と左に移動する踊り。そう思ってましたが、数年後にバリで観て唖然。曲は脳みそにインプットされていたので間違いようがありませんが、

踊りが全くチグゥアウ!

先生、どうやったらカニ歩きになったんですか?

そして花撒くタイミングも違うジャン・・・
おもしろすぎるよ、先生・・・