バリ舞踊 および ガムラン音楽は、1曲をいくつかのパートに分けて呼ぶ事があります。
たとえば有名なラッサム王の悲劇の恋の物語「レゴン クラトン ラッセム」は、完全版では1時間以上になる長い舞踊ですが、物語の展開に沿って、多くの名前が付けられています。
第1楽章などと数字で表現せず「頭」「胴体」「足」とか
「山」「海」などという豪快な分け方がバリ舞踊&音楽の特徴です。
大きなものに
「プンガウィッ」
「プンガワッ」
「プンゲチェッ」
「プカーッド」
があり、その他にもっと細かい分け方が入ります。(解説:カデ・フェリー)
ガムラン演奏をつけて練習するときは、クンダン奏者 または 踊り子が
「バパンから」「プガワから」などと合図を出し、いきなりゴーン!とそのパートを鳴らし始めます。
では、どう切ってあるのかを見てみましょう。