インド大長編叙事詩「ラーマーヤナ」は、バリ島ではラマヤナと発音され、内容も少々違う部分があります。
バリ・ヒンドゥー教はインドのヒンドゥー教の流れを汲むので、インドの古い物語が描かれた芸能が多いですが、神様の名前や物語の内容がバリ風になっていたり、ジャワ島で語られている物語と比べても主人公名や話の捕らえ方も多少違います。
物語の内容
主にラーマ王子と、その周辺で起こる物語を描いてあります
バリ舞踊でよく使われるキャラクターは以下の通り
ラーマ王子
シータ姫
ラクスマナ(ラーマの弟)
ハノマン
ガルーダ
ラワナ(悪のシンボル)
トリジャタ(バリではラワナの姪とされる)
スバリ
スグリワ
マリチャ
スルパナカ
クンバカルナ
アンガダ
など
バリ舞踊のテーマに好まれて使われる題材
シータ姫の誘拐と救出劇
スバリ・スグリワの物語(猿の王の兄弟)
ハノマンの活躍(白い猿の物語)
聖鳥としてのガルーダ