バリ島のマハバラタ物語
インド叙事詩マハーバーラタは、バリ島では、マハバラタと発音され、少々内容が違う部分があります。
バリ・ヒンドゥー教はインドのヒンドゥー教の流れを汲むので、インドの古い物語が描かれた芸能が多いですが、神様の名前や物語の内容がバリ風になっていたりします。
また、ジャワ島で語られている物語と比べても主人公名や話の捕らえ方も多少違います。
「バラタ」一族の長編物語から様々なエピソードが題材に取り入れられて踊りとして表現されます。
バリ舞踊でよく使われるキャラクター
クリシュナ(ウィシュヌ神の化身)
パンダワ五兄弟
- 長男:ユディスティラ
- 次男:ビマ
- 三男:アルジュナ
- 四男:ナクラ
- 五男:サハデワ
カルナ(実はパンダワ五兄弟の長兄にあたるが、敵対する運命に)
ドゥルヨーダナ(コラワ百兄弟の長兄)
ガトゥット・カチャ
サンクニ
ビスマ
ドロナ
サルヤ
など
バリ舞踊のテーマによく使われる題材
アルジュナ ウィワハ(アルジュナの結婚)←中でもアルジュナ・タパ(アルジュナの瞑想)シーンが好まれます
バラタユダの戦い
スンダ・ウパスンダ(スンダ・ピスンダ)~兄弟の話