f (カデック・フェリー)&ウィロー・ニールソン
この写真は、ポロススニ・グループの練習風景。
夏の公演限定で、オーストラリアのサックス奏者「ウィロー・ニールソン」氏がポロススニに演奏者として参加。
初の練習時にウィロー氏は、サックスと一緒にMIDIキーボードを抱えて現れました。
公演で演奏するガムランの曲を楽譜に起こして家でも練習したいそうで、 f がガムラン曲のウガル楽器パートが演奏するメロディを、このMIDIキーボードで演奏しました。演奏はそのままコンピューター内のソフトで楽譜に変換されていきます。
MIDIキーボードで、ガムラン曲の楽譜を起こす。
ガムラン曲には、五線譜の「楽譜」というものが殆どなく、バリ人は記憶で演奏をします。(音程や強弱を表す筆記方法はあり、大学で使われています。)
しかし、世界の演奏者達は楽譜を見ながら演奏をするのが普通。楽譜さえあれば、曲を聴いたことがなくても演奏できるのが、バリのガムラン演奏者の演奏法とは大きく異なります。
ポロススニのサックスとのコラボ曲の練習は順調にいきました。
この楽譜を元に、公演でウィロー氏は、とても素敵なメロディを演奏してくれました。