プリアタン・スタイル特別講演 ムングナン・サン・グル

MENGENANG SANG GURUMEMGENANG SANG GURU | A Tribute to Anak Agung Gde Mandera and Gusti Made Sengog (The Greatest Legong Teacher & Musician of Peliatan, Bali)

(舞踊関連のイベントのみ掲載、他には写真展フィルム上映などあり)

バリ芸能、とくにプリアタン・スタイルに大きな業績を残したマンダラ翁と、レゴン舞踊の伝承者として貢献したニアン・センゴッグの二人を讃えて、両名に師事した生徒達が企画したイベントです。公演の中身は古典プリアタンのレゴンから、プリアタンで学んだ生徒による創作レゴン舞踊レゴン三昧のイベント。このページを作成した後、プログラムの大幅変更の連絡がありましたプリアタンのレゴンが一気に全部披露されます。

私みたいなレゴン好きだけでなく、バリ舞踊に興味がある方は必見!

8/26 20:00 GUNUNG JATI GUNUNG SARI スマール・プグリンガンとゴン・クビャールの競演
フランスはパリの植民地博覧会で初めて外国へガムランとバリ舞踊を持参した大御所グヌン・サリ。この際にマンデラ氏とマリオ氏によって作られたオレッグタムリリンガンは、グヌン・サリの定番舞踊であり今回も踊られる。 ←踊られないらしい。演目に変更がありました。変わって「レゴン・バパン」だそうです。代わって29日にオレッグを初めて踊った舞踊家がティルタ・サリ演奏でオレッグを披露。「わびさび」という言葉がぴったりのノスタルジックな音色が特徴のタガス・カンギンのグヌン・ジャティは日本でも数多くのレコーディングが行われている。私が一番好きな音色のガムラン。





  1. Tabuh Solo
  2. Tari Legong Kuntir
  3. Tari Legong Pelayon
  1. Tabuh Kapiraja
  2. Tari Gabor(たぶんPendetのこと)
  3. Tari Legong Lasem
  4. Tari Kebyar Duduk
  5. Tari Legong Bapang
8/27 20:00 TIRTA SARI GENTA BHUANA SARI スマール・プグリンガンとゴン・クビャールの競演
絶大な人気を誇るティルタ・サリのスマール・プグリンガン。説明不要ですね。そして、数々の舞踊家が演奏を依頼するその技術力と、若さ溢れるパワーが炸裂し、ゴン・クビャールっぽいゴン・クビャールを激しく奏でるグンタ・ブアナ・サリの競演。現代曲のみでなく古典も得意です。タルナ・ジャヤは本場ブレレンのルンカップ(完全版)を行います。





  1. Tabuh Sekar Gendot
  2. Tari Puspa Mekar
  3. Tari Legong Keraton Lasem (LENGKAP)
  4. Tari Legong Semarandhana
  1. Tabuh Kebyar Susun
  2. Tari Teruna Jaya (LENGKAP)
  3. Tari Sabungan Ayam
8/28 20:00 Padma Nara Swara(舞踊) この日はグルー・スカルノ・プトラ(初代大統領スカルノの息子=前大統領メガワティ弟)と、バレルン主催オカ・ダレム氏の二大振付家による新しいスタイルの舞踊が中心。ティルタ・サリとグンタ・ブアナ・サリが合体して新作レゴン舞踊を演奏。また、ウダヤナ大学の吹奏楽団を入れた趣向の変わった舞踊も持参で、これはバリ人受けしそう。私はガムランと他の楽器の混成は大っ嫌いなんだけど、スリ・スダナに関しては踊りの振り付け等は素敵です。踊り子が可愛い子揃いだし。

練習を見に行ったら、公演に出る風の(かな?)集団が居て、シネトロンに出てた芸能人似の男性が・・・なんと本物。グルー繋がりらしい。

ジャワ舞踊の動作でのダヤンダヤン、ジャンゲル・ガンドロンなど、この日はこてこてバリ舞踊と一緒に他の舞踊も楽しめる。








TIRTA SARI
GENTA BHUANA SARI
Marching Band Udayana
  1. Tari Lambang Sari
  2. Tari Janger Kreasi
  3. Tari Gandrung
  4. Tari Legong Untung Surapati
  5. Tari Legong Sri Sedana
8/29 20:00 Bengkel Tari Ayu Bulan(舞踊) ベンケル・アユ・ブランはジャカルタとバンドゥンにある舞踊団だが、実は数十年前のプリアタン・スタイルを継承しているAyu Bulantrisna Djelantik(WHOのコンサルタントもしていた医師で踊りの先生、振付家でもあるアメリカ在住のスーパーウーマン)によって主催されるサンガル。今回の公演に向けて、アルジュナの物語アルジュナ・ムタパを題材にグンタ・ブアナ・サリと共に数日間の徹夜作業を行った。とてもポロースな踊りをする女性で、この人の踊りは、多分プリアタン・スタイルが好きな人は「わー!好き」と思うかも。

御本人はチョンドン役とカキアン役で出演。ジャワ人のバリ舞踊?と侮るなかれ。きれいに揃った踊り子達の踊りは見ごたえあり。

オレッグ・タムリリンガンは、オレッグの初代踊り子グスティ・アユ・ラカの予定。








GENTA BHUANA SARI, TIRTA SARI
  1. Tabuh Tirta Sari
  2. Tari Legong Kuntul
  3. Tari Kebyar Terompong
  4. Tari Oleg Tamulilingan
  5. Tabuh Sekar Jepun
  6. Tari Legong Mintaraga
9/23 20:00 MEKAR SARI,GENTA BHUANA SARI, TIRTA SARI 楽団に変更がありました。パドマ・クマラ・サリは出演せず、かわりにグンタ・ブアナ・サリとティルタ・サリです。上記公演でまだ踊られていないレゴン・ジョボグが行われるという噂。ムカール・サリはバリでは初めて定期公演を行った女性ガムラン楽団の先駆け。グンタ・ブアナ・サリとティルタ・サリは上を見てね。

一方パドマ・クマラ・サリは現役中学生&高校生で構成される昔のグンタ・ブアナ・サリみたいな新鮮なグループ。子供といっても侮れない演奏を聞かせる。

マンダラ氏センゴグ女史の遺したプリアタン・スタイルを、次の世代でも発展させてほしい、という主旨の閉会式公演。演目などは今の所未定。






チケットは8月9日現在バレルン会場にて発売中。1つの公演につき15万ルピア/1名。 座席に限りがあるので、お早めにご購入を。当日公演会場でのビデオ撮影、写真撮影は禁止だそうです。詳細はバレルン・ステージのサイト内でhttp://www.peliatan.com/balerung/