- 舞踊名:
- バリス・クププ舞踊
- 原題:
- Tari Baris Kepupu
- 種類:
- ワリ 舞踊
バリス・クププは、蝶の生活が描かれた舞踊です。
両手に蝶の羽を持った集団の踊り手によって、素早い動きで、蝶の舞う様子が表現されます。
デンパサールのレノンと、ルバーでのみ見られる舞踊で、
バリスの衣装を着用して、頭にはレゴンの冠を被るという変わった格好です。
女性によるタリ・ルパス舞踊に感じられますが、ASTI文献ではバリス・グデに属するバリス・クプクプとなっています。
“Dance and Drama in Bali”という古い本にも書かれている舞踊バリス・ククプですが、上の写真は寺院でのワリ舞踊でなく、公演で踊られた際のものです。グリオ・グデ・ルバー寺院で行われるウパチャラ ピトラ ヤドニャのために、I nyoman Kaler氏が創作したといわれ、それを、1961年に踊ったことのあるバリ舞踊家のNi Ketut Arini女史によって、50年後の2011年、記憶をもとに復活させた時の写真です。