ある親切な方からメールがきました。その方は「○○楽団」と書かずに「○○舞踊団」に修正した方が、padma nilaのサイトの知名度があがるよ!とSEOの事について説明してくれました。
日本人の間では「○○舞踊団」がポピュラーで、検索に掛かりやすいからと。
確かにうちのサイトでは「○○楽団」って書いてますもんね・・・そして・・・ははは、確かに。「バリ舞踊」で検索しても旅行会社がトップに出て来る現状。
我々バリ舞踊家のサイトなんて、悲しいかな、その後の後の後ですね。
ただね、昔から、バリ・ガムラン・グループを「歌舞団」と日本語で表現するのは、なぜか好きでなくて、それはわざと避けてます。
だって「歌舞団」って宝塚とかみたいに、踊り手が台詞言いながら、歌いながら、鈴シャンシャン鳴らす感じのものを指すんでは・・・ってイメージが私の中で・・・ちょっと強引?
確かに、歌の入るバリ舞踊もあります。レゴン舞踊などの時には、タンダという歌い手が楽団には入ってます。ゲロンもね。 でも、「踊り子」が歌ってないじゃん!(ジャンゲルならば歌舞団でしょうけど)
私が「○○楽団」と書くのは、グループとしては演奏の方が、踊りの伴奏より多くないかい?という理由から。ルランバタンの奉納とか、バラガンジュールとか、踊りなしでも、ガムラン音楽の演奏は常にグループと切り離せない。
それと、ひとつのグループだけに所属する踊り子って、結構、少ないんですよ。 踊り子って、あちこちのグループを掛け持ってて「私は○○グループ命!」って感じがしないのもある。
グループの演奏家は数年~数十年も顔ぶれが変わらないけど、舞踊家は頻繁にコロコロ変わる上に、別のグループにも出まくって「専属構成員」では無い感じがして・・・だから、なんとなく「楽団」で濁してます。
ま、第一の理由は、勝手に手が「楽団」って打っちゃう!から。 舞踊団でもよいんですが・・・
みなさんの中にも、私は歌舞団派だ! いや、舞踊団派だ! 舞踏団だ!武闘団だ(?)って、こだわりがある方がいるかもしれませんね。 ここで、楽団と書いてあっても、気にせずに「ぶようだん」「かぶだん」だとご自分の好きなように思って読んでくださいませ。
例えば英語のプログラムには、よくTroupeと書かれてる。
意味は「劇団」「一座」「興行団」だって。
あ!
一座がシックリくるな。
これからは「○○一座」って書くかもしんない。