アンケンとは、ビスチェのことです。
へそまで隠れる長~いブラジャー=ロング・ブラ。
通常は下着として直接着て、その上からスタゲンを巻いて、サボクニンを巻きます。スタゲンが苦手な人は、これのみで済ませることも。
レゴン舞踊やタルナジャヤ舞踊などの長袖のバジュ(Baju)がある場合は、バジュの上から着ることもあります。
お腹から胸まで一体なので、万が一、サボクニンが着崩れて解けてきても大丈夫です。
高級クバヤを作ってくれるような、小洒落たブティック行くと、ロントルソという言い方をされます。英語のロングトルソーから来ているらしい単語。
バリで売ってるアンケンは、なぜかカップ部分10時10分の方向に縫製してあります。なんでこんなに離れてんの?と思うのですが、みなさん、豊満な胸を上手におさめていらっしゃる。そして、尖ってるんだ!これが!ロケットおっぱいです。【この謎については、そのうち書きます】
バリ人はアンケンやブラは透け透けの生地のクバヤのお陰で見慣れているので、着崩れてきたのを「ブラが見えた~!」とかって騒ぐことはありません。
踊り子も冷静なままです。が、パンツ見えたら大騒ぎします(チャンドラワシとかスカート落ちる事あるんです)