この夏から、kadek ferry ( f ) と mayumi inouye ( m ) は、サンガル・デウィ・スリ楽団が開始した定期公演に参加しています。
「スマル・プグリンガン楽器によるレゴン舞踊とバロン・ダンス」が売りのこの公演は
毎週日曜 夜7時半 に、ベベ・テピ・サワ・ステージ(プリアタン村タガス=Bebek Tepi Sawah Stage, Teges Peliatan)会場で行われています。
Sunday Evening Performance by Dewi Sri
この公演を開始した目的は、古典スマル・プグリンガン楽器の伝統を守っていくため。
プリアタン村がかつて輩出した数多くの芸術家の子孫が演奏家と舞踊家としてメンバーに数多く参加しているのも特徴です。
Sunday Evening Performance by Dewi Sri
セカ・ゴン・スマル・プグリンガン「デウィ・スリ」
公演プログラム
1. オープニング・プロセッション
演奏家全員と、舞踊家の代表が参加して、オープニングのためのプロセッションを行います。
竹で出来たクプアカンという道具を手に持って、演奏者がたたき増す。
クプアカンは、田んぼの稲を狙う鳥を追い払うため、収穫期に農民が手にして大きな音を出す竹の道具で、楽器ではありません。
デウィ・スリの公演は、本物のカエルの声や虫の音が舞台の雰囲気作りを手伝ってくれるような、自然の中で行われます。
運が良ければホタルが飛ぶその田園風景に似合うように、田んぼで使う道具を楽器にみたてて、演奏者が行進します。
シンプルながらも、きちんとリズムがとれている、その演奏者達の技術をお楽しみください。
2. インストゥルメンタル「アドラー」
オープニングを飾る曲は、古典楽器スマル・プグリンガンの名曲「アドラー」です。
数回ごとに曲は変更しております。スカール・ゲンドットや、タブー・ソロなど、いずれもスマル・プグリンガンの古典曲です。
3. 舞踊ペンデット
プリアタン村で踊られている歓迎の舞踊「ペンデット」が踊られます。
4. レゴン・ラッサム舞踊
ラッサム王と、ランケサリ姫の悲恋の物語のレゴン舞踊です。
1970年代からティルタ・サリ楽団などの舞台で一線に立つ「ニョマン・スリアシ」が、彼女の当たり役であるランケサリ姫を演じます。
ラッサム役はタガスの舞踊家として日本でもその雄姿を披露した「ムルニ (またはルー・マス)」
物語の導入部であるチョンドン役を m が踊っています。
5. バリス舞踊
戦士の舞踊です
6. レゴン・クントゥール舞踊
田園にふさわしい「白鷺」がテーマの古典レゴン舞踊です。
白鷺が優雅に飛んだり、水田で餌をついばんだりする姿を、4~6人の少女達が華麗に踊ります。
7.トペン・スルヤック舞踊
3人、または6人の男性による仮面舞踊です。
青年達は、それぞれトペン・ニッコーやトペン・ボンドレスというバリの仮面舞踊のキャラクターをモチーフにした仮面をつけており、ユニークにそしてエネルギッシュに踊ります。
9. バロン&ランダ舞踊
バリ観光のハイライトとして有名なバロン・ダンスです。
バリ滞在中、お時間がありましたら、どうぞ一度会場へ足をお運びください!!!
バリ滞在中、お時間がありましたら、どうぞ一度会場へ足をお運びください!!!
Terima Kasih!