PUTUちゃんは、小学校2年生の女の子です。
ティルタ・ガンガでウエディング
オーストラリア出身の彼女の友達の、そのまた友達が、
ウエディング・パーティーを挙げるため、バリ島に来ることになりました。
PUTUちゃんは、その結婚式のお祝いにバリ・ダンスをプレゼントしようと一生懸命頑張りました。
週に数回、 m (mayumi) の師匠であるプトゥ・スタリニ先生のもとへ通い
チョンドン舞踊を練習しました。
ウエディング・パーティーは、カランガッセムにあるティルタ・ガンガを貸切って行われました。
ティルタ・ガンガは、カランガッセム王宮の王族が持つウォーター・ガーデンでの名称、
PUTUちゃんと一緒に、我々小編成のスマール・プグリンガン楽団も、ティルタ・ガンガへ向かいました。
スリ・パドマの m の生徒「ディラ」と「ビラ」も、
レゴン舞踊のラッサムとランケサリとして、PUTUちゃんのお手伝いをします。
ティルタ・ガンガでレゴン・ラッセム舞踊
ウブドからは片道2時間以上の長旅でした。
途中、車酔いする踊り子も出ましたが、ウエディング・パーティーの時には、しっかりと踊りこなしていました!!!えらい!!!
このウエディングに際して、ひとつだけ、PUTUちゃんのパパから、お願いがありました。
「踊り子の冠は、全部生花にして」
これは、なかなか大変なリクエストです。
今回使う衣装だと、レゴン舞踊の「一人」の冠に、「90個」のジュプン(プルメリア)の花が必要となります。
しかし、有難いことに、今はジュプンの花の最盛期。
自宅の樹、近所の方の樹、足りない分は市場と、なんとか間に合わせることが出来ました。
舞踊ではジュプンの花びらを裂いて八重っぽくしますが、子供らしさが出せる自然のままの形で
ご結婚、おめでとうございます。お幸せに!