パッと見て、目を引くのが右の顔だと思います。最近やたらに使われるタイプ。でも、メイクにもきちんとキャラがあるんです。大舞台で1000人規模の観客にアピールするには最適の『つけまつげ』が、ホクロが判別できる距離の小さな舞台で使われちゃったりするような、まるでタイのオカマ・ショーみたいな化粧が流行中。
ここでは、キャラクターと化粧法の違いについて、書いてみます。
女性らしい舞踊
ウェルカムダンスなどの女性舞踊は、華やかで柔らかい感じが出るようにします。 眉のラインは全体的に丸みを帯び、唇の輪郭も丸くします。下唇を大きめに描くという人もいます。 また、アイシャドウは横に長く引きます。全体の比率では、ピンク色の面積が多くなるようにします。
中性的な舞踊
「んまい化け方」のコーナーでA嬢が施したメイクはこれ
女性舞踊でもレゴン舞踊など場合は、アイラインの目尻を上げ気味に描きます。 眉は少し角を作る感じでキリリと仕上げます。 アイシャドウの青が、目尻側でキュッと上がるようにぼかします。(青色の面積が一番多い)
より男らしい舞踊
女性が踊る男性的なブバンチハン舞踊の場合、とにかく眉毛を濃く描いて 男前にしなければなりません。 黄色いアイシャドウよりも白の方がメリハリがはっきりします。
眉を角張って描くほか、口紅のラインもキリリと入れる。 仕上げに茶系のアイシャドウを使って、鼻筋にノーズシャドウを入れます。涙腺に明る色を入れて、アイライナーもグリグリと!とにかく「濃く」して男らしさを出します。
とても悪人らしい舞踊
あ・・・と・・・え~・・・皆さんがやってみようとは思わないでしょうが、せっかく色づけしたので。本当は、もっとりりしいんですが、実際自分でメイクした事ないんで、表現が下手ですみません。
京劇みたいですが、あるんです、こういうパターンも。舞踊劇などで、悪役(ラクササなど)が、こういうメイクをします。